ＢＯＯＫｓきょうはん宮古南店ブログ

昨日の夕日です。伊良部島に沈んでいく太陽、すばらしい

私がふらりと裏口に出ると、店長が後をついてきます。
いや、サボってるかとチェックされるとかじゃなくて
「夕日がきれいなんでしょ」と見に来るのです。
以前、「きれいな夕日でしたよ」と事後報告したらブーイングでした。
なので今はちゃんとお知らせしています。ハイ。

ビジネス書コーナに独立応援棚を設けました。

宮古島には大企業が無い（少ない？）ので一般的なサラリーマン向けの本はそんなに～だと思うのですよ。どちらかというと脱サラして農業、とかＵターン・Ｉターンでカフェしますとか、
若者が帰ってきて「島の為に起業します！」とかそういう方が多いような気がします。
私も手探りの選書ですが、少しでも背中を押したり、助けになればと思っています。

で、このコーナーでイチオシなのがこの本です。

独立のすすめ
福沢諭吉
編集・訳　ロゼッタストーン編集部
１０５０円
出版社サイト　http://www.rosetta.jp/books/index.html

副題は「名著「学問のすすめ」より現代に生かせる知恵を再編集」とあります。
オビに「１３歳になったら諭吉を読もう！」とあるように、
１０代から読めるように易しい表現が使われていますし、ルビもたくさんふってあってります。
自分の力で立ち上がろうとするとき、その意味を客観的に捉えるよい機会を与えてくれる本だと思います。
心を整え、背筋をのばす。ビジネスとは関係無さそうなんだけど（カテゴリは文芸だし）、大事な前準備ができるはずです。

はじめこの本を見たときに児童書コーナーに置こうかなと一瞬思いましたが、
（例えばよりみちパン・セや１４歳の世渡りシリーズみたいに）
ページをめくって、「大人に売れる」と直感。
面陳もしくは平積みにすると良く手に取ってもらえます。
沖縄県内のきょうはんグループの中でウチが一番この本を売っています（エッヘン）。


明日から８月ですね～。